過去ログ - それでも雪ノ下陽乃は、仮面を着け続ける
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126:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2016/02/13(土) 23:27:34.54 ID:WlIoUVa2O
陽乃「...あれ、開けないの?」

八幡「あ、いいんですか? 貰ってすぐに開けるのって失礼かな、と...」

陽乃「う〜ん、社会的なマナーとしてはそうだろうけど...。 女の子は、プレゼントした物に興味持ってもらえなかったら悲しむよ?」

八幡「はいはい。じゃあ開けさせてもらいますね」

陽乃「うわっ、適当だな〜」

八幡(むっちゃ興味あるけど、バレたら絶対に弄られるじゃないですか...)

八幡「おお...まさしく、って感じのチョコですね。手作りっぽく見える辺り、スゲー凝ってますね」

陽乃「手作りだよ」

八幡「え?」

陽乃「え?」

八幡「...え?」

陽乃「いや、だから手作りだよ」

八幡「...ホントですか?」

陽乃「も〜、私が嘘つくと思う?」

八幡「はい」

陽乃「即答なんだ...ふ〜ん。ま、溶かして混ぜて固めただけだけどね」

八幡「えっと、その...食べてもいいですか?」

陽乃「どうぞ」

八幡「...」パクッ

陽乃(き...緊張する)

八幡「...」パクパク

陽乃「...比企谷くん?」

八幡「っ...」モグモグ ゴクン

陽乃(なんだか一気に食べてたな...)

八幡「す、すみません。つい...」

陽乃「つい...とは?」

八幡「いや、その...。う、美味かったんで...」

陽乃「...ふふ〜ん、そっかそっか〜」ニコッ


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