過去ログ - それでも雪ノ下陽乃は、仮面を着け続ける
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いいいい
◆CcW4KPdZhU
[saga]
2016/01/28(木) 22:28:12.53 ID:jBFFyeAOO
陽乃「...って、あれ。もしかして勉強中だった?」
八幡「ええ、一応これでも受験生なんで」
陽乃「そう言えばそうだよね...。こんな時期に怪我させちゃって...」
八幡「いや、左腕なんで、関係ないですよ。...ってか、普通に心配してるふうだと、ホントに気持ち悪いです」
陽乃「う...さっきから気持ち悪いって言い過ぎ。お姉さん、傷ついちゃうよ?」
八幡「あ〜、そうやって巫山戯てくれてたほうが安心します」
陽乃(好きな人にこんな風に思われてるってどうなのよ...)
陽乃「まったく...。そういえば、比企谷くんはどこ受けるの?」
八幡「...」
陽乃「...あれ? 比企谷く〜ん」
八幡「えっと...雪ノ下さんと同じとこですよ」
陽乃「へえ、そうなの! 何学部?」
八幡「文学部です」
陽乃「へ〜、そっかそっか〜」
陽乃(ふふふ...比企谷くんと同じか。これで比企谷くんが卒業してもチャンスあるぞ〜)
陽乃「...って、あれ?」
八幡「どうかしました?」
陽乃「これ、何年か前のウチの推薦入試の問題じゃん」
八幡「ええ...。なんか、推薦もらえちゃって...」
陽乃「おお、凄いじゃん。じゃあ、受験まであと3ヶ月くらいかな...?」
八幡「ええ、11月なんで、そうですけど...」
陽乃「けど?」
八幡「...なんで文学部の問題なのに分かるんですか?」
陽乃「ああ、私が高3の頃、推薦受ける生徒が集められて説明会があったんだけど、その時に隣の席だった子がその問題見てたから」
八幡(なんでそんなんで記憶できるんだよ...)
陽乃(...あ、私、普通に話せてるじゃん。良かった良かった)
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