過去ログ - それでも雪ノ下陽乃は、仮面を着け続ける
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86:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2016/02/06(土) 23:10:09.05 ID:jlvYe8m5O
八幡「はい、もしもし」

陽乃『ひゃっはろ〜、比企谷くん』

八幡「...切ってもいいですか?」

陽乃『え〜、ちょっと連れないじゃ〜ん。せめて要件くらい聞いてよ〜』

八幡「...はあ。何ですか?」

陽乃『今の時期、受験生にとっては厳しいだろうから、無理にではないんだけど...』

八幡「じゃあ無理です」

陽乃『も〜、だから話ぐらいは−−−』

八幡「あ〜、はいはい。すみません」

陽乃『...次に同じようなことしたら、静ちゃんに、比企谷くんに襲われた〜、って言っちゃうから』

八幡「ちょ、それは...!」

陽乃『あはは、冗談冗談』

八幡「...ったく」

八幡(この人はあんな目にあっても、そんな軽口言えんのか...)

陽乃『でさ、比企谷くん。来週の土日って空いてる?』

八幡「え? まあ、一応」

陽乃『じゃあさ、土曜に一緒に夕食食べない? もちろん私の奢りで』

八幡「良いですけど...奢りはちょっと」

陽乃『まあまあ、お礼ってことでさ...』

八幡「いや、俺もちょうどサボりたかったんで、口実ができて丁度いいです。それに...」

陽乃『それに?』

八幡「もし小町に、女性に奢ってもらった、なんてバレたら...」

陽乃『...ふふふ。いや〜、正直でいいね。それじゃ、普通に一緒に食べるってことでいいかな?』

八幡「はい。どこで食べるんですか?」

陽乃『あ〜、それはお姉さんに任せて。もちろん普通のお店だから』

八幡(この人の『普通』ほど信用できないものは無い...)


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