過去ログ - 美城「シンデレラガールズ、プロジェクト」
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 00:43:05.22 ID:hQmjlrK3O
部長「それからいつしか、彼女は次第に無口になっていった」

武内P「…」

部長「入ってきた当初は、もう少し柔らかい表情を見せる事もあったが」

武内P「…」

部長「だがそれは、辟易ではない」

武内P「…」

部長「見切りをつけたのだよ。当時の、ここにね」

武内P「…」

部長「それもそうだ。売上は伸び悩む一方で社内では何が起こっているか…」

武内P「…」

部長「そしていつしか彼女は日本という狭い国から、世界へと目を向け始めた」

武内P「…」

部長「…こう言うのは妙な感じになるがね、彼女が何かをする時、必ず私の元に来ていた」

武内P「…今西部長に?」

部長「うむ。…まあ、大した助言も出来なかったがね」

武内P「…そんな事は…」

部長「…そして、彼女はニューヨークへの転勤を自身で決めた。…その時も、私の元へと話してきたのだがね」

武内P「…」

部長「持ちかけられたんだよ。共にニューヨークへと学びにいかないか、とね」

武内P「!」

部長「…しかし、私を見たまえ。もう体力も底を突きだした老齢の男だ。そんな体力は私には残っていない」

武内P「…」

部長「だが、後悔しているよ。思えばこの時、着いていくか、止めておけば良かった」

武内P「…」

部長「…彼女は、変わってしまった。以前の彼女とは、全くもって別の人間に」

武内P「…」



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