過去ログ - 美城「シンデレラガールズ、プロジェクト」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/25(月) 00:59:13.48 ID:hQmjlrK3O
瞳子「私が楓さんと会ったのは、アイドルデビューする前」
菜々「はい」
瞳子「その当時は、彼女は何というか…とっつきにくい感じだったわ。喋らないし、どことなく暗いというか…」
菜々「…私も、正直信じられません」
瞳子「でも彼女はとある男性に会って、変わり始めた」
菜々「…」
瞳子「…それが、彼よ。…いまだに年齢も住まいも分からないけど」
菜々「…」
瞳子「それでも分かることがあったわ」
菜々「…」
瞳子「…彼は、アイドルを心の底から応援してくれていた。そこに私も楓さんも、瑞樹さんも早苗さんも関係ない」
菜々「はい」
瞳子「そんな彼に、楓さんは次第に心を許していったわ」
菜々「…」
瞳子「…でもね、それは彼女だけではなかった」
菜々「…」
瞳子「…私もよ」
菜々「…」
瞳子「…正直に言うわ。私はアイドルでありながら、彼の事が好きになっていた」
菜々「…」
瞳子「…勿論、彼女も」
菜々「…」
瞳子「…彼女の彼に対する好意を確信したのは、丁度アイドルデビューした時くらいかしら」
菜々「…」
瞳子「笑ってたのよ。幸せそうな笑顔で。…彼だけには」
菜々「…」
瞳子「そこからかしら。私と楓さんの仲が変わり始めたのは」
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