過去ログ - 美城「シンデレラガールズ、プロジェクト」
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35:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 01:08:05.88 ID:hQmjlrK3O
早苗『その子の名前は、服部瞳子』

菜々『…』

早苗『私達と一緒にデビューした、アイドル』

菜々『…』

早苗『知ってるわけないわよね。ド新人の内に辞めちゃったんだもん』

菜々『…』

早苗『それも、最悪の形で、ね…』

菜々『…』

早苗『…彼女は、昔はとても明るかったわ』

菜々『…それが…』

早苗『そう。この事件で真逆な性格になっちゃったのよ』

菜々『…』

早苗『プロデューサー君は必死で彼女を守ろうとしたわ。それでも…』

菜々『…』

早苗『今西部長には、信じてもらえなかった。…いえ、信じてはもらえたけど…』

菜々『…』

早苗『あの人の力じゃ、周囲に合わせて、最小限の被害で抑える程度が限界だったわね』

菜々『…』

早苗『…他の役員は、プロデューサー君に論旨退職をさせようとしたけど、ギリギリで今西部長が何とかしてくれた。だから明るみにはならずに、上の方にも行くことはなかった』

菜々『…』

早苗『…でも、それを瞳子ちゃんが聞くことはなかったわ』

菜々『…』

早苗『…聞こうとしなかったってのが正解ね。あまりのショックに私達を恨む事で精神を保とうとしたのよ』

菜々『…』

早苗『酷な話よ。自分の居場所も、自分の好きな人も、仲間も一度に失ったんだから』

菜々『…』

早苗『…私の意見だけど』

菜々『はい』


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