過去ログ - 春香「スマイル」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:48:28.09 ID:UsuRj7AF0
千早「小さきものたち」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452857858/
の続編3です。

ナチュラルに黒井社長は出てきませんし、恋愛描写もあるはずがありません。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:49:32.13 ID:UsuRj7AF0
真「うーん、疲れたなー!」

春香「まさか、急に仕事が入るなんてね〜」

伊織「全く、今日は奇跡的に765プロみんな休みだったから、事務所でちょっとしたパーティをするはずだったのに……私たちだけ出遅れちゃうじゃない!」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:50:25.64 ID:UsuRj7AF0
春香「さすがにダッシュはないかなぁ……あっ、ここのドアを通ると、早く外に出られるんだよ!」

伊織「ちょっと、あんたが言うと信用できないんだけど?」

春香「まあまあ、騙されたと思って!」ガチャッ
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:51:02.16 ID:UsuRj7AF0
???「ん?」

春香「う、うわっ!」ガシッ

伊織「ちょ、私掴まないでよ!」ギュッ
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:51:33.95 ID:UsuRj7AF0
春香「いてて……」

伊織「……もう、危ないじゃない!転ぶなら一人で転びなさいよ!」

真「伊織だって僕を掴んだじゃないか……」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:52:00.52 ID:UsuRj7AF0
黒井「全く、毎回毎回貴様らは私の邪魔ばかり……まあ今日は特に急いでいるわけではないからな!セレブな私は優雅に去るとするよ!では、アデュー!」ガチャ 

黒井「ん?」ガチャガチャ

黒井「あ、開かない……」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:53:05.22 ID:UsuRj7AF0
伊織「あれ、あんた、リボン片方どこやったの?」

春香「えっ?……あれ、ない!」

真「……あっ、ほら、ちょうどドアと壁の間に挟まってるよ!あれのせいで開かないんだ!」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:53:44.60 ID:UsuRj7AF0
春香「わ、私のリボンが……!」

伊織「あんたはそこか!大事なのはリボンなんかより出られなくなったことでしょうが!」

春香「なんかって!私と言ったらリボン、リボンと言ったら私でしょ!私からリボンを取ったら何が残るの!」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:54:35.00 ID:UsuRj7AF0
黒井「……ええい、なんだこの茶番
は!」

伊織「というか元はと言えば、あんたがリボンをちぎるのが悪いんじゃない!」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:55:00.64 ID:UsuRj7AF0
春香「……」シクシク
 
黒井「全く、人騒がせな奴らだ」ピポパポ  

黒井「ここの管理人に連絡をした。あと30分もすればここから出られるだろう」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:55:58.60 ID:UsuRj7AF0
伊織「はぁ、はぁ……」

黒井「ふぅ、さすがにこの年で言い合いをするのは応えるな……」

伊織「はぁ、ふん、いい気味ね……」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:56:36.74 ID:UsuRj7AF0
伊織「へぇ、ここ、冷蔵庫とかあるのね。あ、オレンジジュース」

黒井「ふん、ここはVIP用の控え室だからな。不自由があるわけなかろう」

真「僕たちが勝手に飲んでいいのかな……」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:57:23.55 ID:UsuRj7AF0
春香「……黒井社長、聞きたいことがあるんです」

真「おっ、春香復活したんだ」

黒井「……なんだ」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:58:03.74 ID:UsuRj7AF0
春香「……そうですか。ならもう一つ。なんで、最近嫌がらせをしなくなったんですか?」

黒井「……無駄だと気付いたからだ」

春香「無駄?」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:58:45.40 ID:UsuRj7AF0
春香「私たち765プロは、961プロからの嫌がらせがある度、みんなで力を合わせてそれを乗り越えてきたんです。その過程で絆を深めてきた。そして、みんなの絆が深まれば、もっと765プロは強くなる。当たり前です」

黒井「ふん……絆など、くだらん。王者になるために必要なのは、力、それだけだ」

春香「……そうでもないって、気づいてるんじゃないですか?確かに、961プロの力はすごいです。新人アイドルでもすぐにメディアに出れるようになるし、一度表に出ればものすごいバックアップがある」


16:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:59:24.36 ID:UsuRj7AF0
春香「でも……例えばフェアリー。765プロに来てからは、961プロにいた時よりも遥かに有名なユニットになっています」

黒井「……それは、765プロだからだろう。気に食わんが、確かに貴様らの事務所は強い。力もないというのに」

春香「……そしてジュピター。961プロを止め、一時メディアから完全に姿を消したはずなのに、短い期間で当時と同じレベルにまで戻ってきた。そして絶対、彼らは今よりもさらに強くなる」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:00:08.50 ID:UsuRj7AF0
春香「……そうだ、私に一つ考えがあります。今日、確か特に急いでないって言ってましたよね?」

黒井「……ああ」

春香「見て欲しい……というより、来て欲しいところがあるんです」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:00:50.41 ID:UsuRj7AF0
「大丈夫ですか?今から引っかかってるものを取り除くので、離れていてくださいね」

黒井「ああ、わかった」

春香「!来てくれるんですね!」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:01:29.72 ID:UsuRj7AF0
黒井「……ちっ、無駄に頭を働かせて……わかった、行けばいいんだろう、行けば!」

春香「ふふっ、決定ですね!」

伊織「……ほんと、春香ってこういうところ強いわよね」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:01:59.28 ID:UsuRj7AF0
黒井「ふん、相変わらず小さい事務所だな。しかも、今時エレベーターもないなんて」

春香「外見はどうでもいいんです!ほら、早く階段上ってください!」



21:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:02:34.04 ID:UsuRj7AF0
春香「ほら、ここですよ、ここ!」

黒井「……」

伊織「ほら、何突っ立ってるのよ、早く入りなさい!ただでさえ私たち遅れてるんだから!」ドンッ
以下略



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