8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:53:44.60 ID:UsuRj7AF0
春香「わ、私のリボンが……!」
伊織「あんたはそこか!大事なのはリボンなんかより出られなくなったことでしょうが!」
春香「なんかって!私と言ったらリボン、リボンと言ったら私でしょ!私からリボンを取ったら何が残るの!」
9:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:54:35.00 ID:UsuRj7AF0
黒井「……ええい、なんだこの茶番
は!」
伊織「というか元はと言えば、あんたがリボンをちぎるのが悪いんじゃない!」
10:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:55:00.64 ID:UsuRj7AF0
春香「……」シクシク
黒井「全く、人騒がせな奴らだ」ピポパポ
黒井「ここの管理人に連絡をした。あと30分もすればここから出られるだろう」
11:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:55:58.60 ID:UsuRj7AF0
伊織「はぁ、はぁ……」
黒井「ふぅ、さすがにこの年で言い合いをするのは応えるな……」
伊織「はぁ、ふん、いい気味ね……」
12:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:56:36.74 ID:UsuRj7AF0
伊織「へぇ、ここ、冷蔵庫とかあるのね。あ、オレンジジュース」
黒井「ふん、ここはVIP用の控え室だからな。不自由があるわけなかろう」
真「僕たちが勝手に飲んでいいのかな……」
13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:57:23.55 ID:UsuRj7AF0
春香「……黒井社長、聞きたいことがあるんです」
真「おっ、春香復活したんだ」
黒井「……なんだ」
14:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:58:03.74 ID:UsuRj7AF0
春香「……そうですか。ならもう一つ。なんで、最近嫌がらせをしなくなったんですか?」
黒井「……無駄だと気付いたからだ」
春香「無駄?」
15:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:58:45.40 ID:UsuRj7AF0
春香「私たち765プロは、961プロからの嫌がらせがある度、みんなで力を合わせてそれを乗り越えてきたんです。その過程で絆を深めてきた。そして、みんなの絆が深まれば、もっと765プロは強くなる。当たり前です」
黒井「ふん……絆など、くだらん。王者になるために必要なのは、力、それだけだ」
春香「……そうでもないって、気づいてるんじゃないですか?確かに、961プロの力はすごいです。新人アイドルでもすぐにメディアに出れるようになるし、一度表に出ればものすごいバックアップがある」
16:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 11:59:24.36 ID:UsuRj7AF0
春香「でも……例えばフェアリー。765プロに来てからは、961プロにいた時よりも遥かに有名なユニットになっています」
黒井「……それは、765プロだからだろう。気に食わんが、確かに貴様らの事務所は強い。力もないというのに」
春香「……そしてジュピター。961プロを止め、一時メディアから完全に姿を消したはずなのに、短い期間で当時と同じレベルにまで戻ってきた。そして絶対、彼らは今よりもさらに強くなる」
17:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:00:08.50 ID:UsuRj7AF0
春香「……そうだ、私に一つ考えがあります。今日、確か特に急いでないって言ってましたよね?」
黒井「……ああ」
春香「見て欲しい……というより、来て欲しいところがあるんです」
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