過去ログ - 春香「プロデューサーさんっ! お昼ですよ、お昼!!」
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6:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:30:31.60 ID:ZGDS60AB0
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「プロデューサーさんっ! お昼ですよ、お昼!!」

以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:31:41.94 ID:ZGDS60AB0

 怪訝そうに呟いてから、はっとした表情で春香が続ける。

「だ、ダメですよ! 忙しくて面倒だからって、コンビニのおにぎりや栄養食品なんかで食事を済ましちゃ!」
「午後からのお仕事のためにも、ちゃんとした物を食べて元気つけて下さい!」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:33:19.63 ID:ZGDS60AB0

 私の説明に、しぶしぶといった様子で納得する春香。だが、突然何かを思いついたような表情になり。
 
「あの! 私もおにぎりの専門店に興味があるので、一緒に行っていいですか!?」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:34:56.57 ID:ZGDS60AB0

 喜ぶ春香であったが、午後からの収録が前倒しされた事を告げる電話が秋月女史から掛かった為、彼女が迎えに来るまで
一人事務所に残る事になってしまった。

「それではすまないが、留守番を頼むよ」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:37:24.12 ID:ZGDS60AB0
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「プロデューサーさんっ! お昼ですよ、お昼!!」

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:38:32.97 ID:ZGDS60AB0

 バンッ!! と音を立てて、テーブルが鳴る。少女――春香が右手をテーブルに叩きつけたからだ。
衝撃により、私の前に積まれた栄養食品の山が僅かに崩れたが、彼女は意に介さずといった調子で続ける。

「しかしも案山子もありませんっ! 私達には口酸っぱく注意するのに、自分の食事には無頓着だなんて……」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:39:33.98 ID:ZGDS60AB0

 春香の言葉に、私は困惑した表情を返した。向かいに座る千早も、申し訳なさそうな顔をして、持っていた弁当箱を
テーブルの上に置く。
 そんな私達を見て、春香はやれやれと言った表情で腕に下げていた鞄に手を入れた。

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:41:10.10 ID:ZGDS60AB0



「私がっ!! ろくに料理もできないから……プロデューサーが気を使って……!!」

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:42:32.12 ID:ZGDS60AB0

 そのまま、泣き出す千早。余りに突然の出来事に、狼狽する春香が、私を見る。
 
「その、なんだ……たまたま昼食を一緒に食べることになったのだが」
「バランスは取れているからと、千早がコレで食事を済まそうとするものだから――」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:44:08.83 ID:ZGDS60AB0

「じゃ、じゃあプロデューサーさんは千早ちゃんの栄養面を思っての行動で……って、だったら私結構キツイ事を……」

「春香は……ぐすっ、悪くないわ……私が、しっかりとしていないから……」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 12:45:15.41 ID:ZGDS60AB0
 
「年頃の少女の口に合うかどうかは分からないが、いかにも私の手作り弁当だ」

「プロデューサーさんの手作りっ!?」

以下略



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