過去ログ - 杏「あんずのおんがえし」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:28:02.12 ID:i0105Ep+0
昔々・・・ではないとある国に、かなこちゃんとちえりちゃんという女の子が住んでいました

2人は、小さなお菓子屋さんをやっていました

その店のお菓子はとても美味しかったのですが、売れ行きはイマイチでした

それというのも、2人は接客が苦手だったのです

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:30:37.09 ID:i0105Ep+0
ちえり「い、いらっしゃいませー・・・」ボソリ

かな子「い、いらっひゃ・・・また噛んじゃった・・・」

お客さんの前だと、どうしても緊張してしまいます
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:41:44.32 ID:i0105Ep+0
2人は今日も河原で落ち込んでいました

かなこ「はぁ・・・今日もあまり売れなかったね・・・」

ちえり「うん・・・」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:45:38.52 ID:i0105Ep+0
ふと2人が川の方を見ると、とんでもない光景が広がっていました

ちえり「な、なにあれ・・・」

かなこ「う、うそ・・・」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:49:49.65 ID:i0105Ep+0
2人は飴玉を家に持ち帰りました

ちえり「こんなに食べきれるかなぁ・・・」

かなこ「とりあえず食べやすくしようか、えい!」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:52:48.58 ID:i0105Ep+0
??「ありがとね、あんずを助けてくれて」

女の子はあんずと名乗りました

かなこ「な、何で飴玉の中にいたの・・・?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:56:41.09 ID:i0105Ep+0
あんず「あんずは毎日のんびりと何もしない生活を送ってたんだよ」

かなこ「それは楽しそうだね」

あんず「でもね、それに怒った魔法使いによって、飴玉の中に閉じ込められちゃったんだよ」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:00:11.61 ID:i0105Ep+0
ちえり「これからどうするの?」

あんず「ん〜特に決めてない」

かなこ「じゃあ家にしばらく泊まる?」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:07:11.09 ID:i0105Ep+0
こうしてあんずちゃんはこの2人と暮らすことになりました

あんず「へぇ・・・ここお菓子屋さんなんだ、どれどれ・・・」パク

あんず「う、うまい!こりゃ三ツ星以上だね!」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:10:50.52 ID:i0105Ep+0
あんず「それに宣伝も足りない・・・チラシとか沢山作って町内にバラ撒くか・・・」

かなこ「そ、そこまでしてもらわなくても・・・」

あんず「助けてもらった恩があるからね、この位はお安い御用だよ」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:14:45.78 ID:i0105Ep+0
あんず「もっと腹に力を入れて!」

かなちえ「い、いらっしゃいませ!」

あんず「よーし・・・このチラシ配りに行くよ!」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:19:18.65 ID:i0105Ep+0
そして、リニューアルオープン当日になりました

ちえり「き、緊張するなぁ・・・」

かなこ「う、うん・・・」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:24:02.88 ID:i0105Ep+0
あんず「いらしゃいませ、当店へようこそ♪」キュピーン

かなこ「あ、あんずちゃんすごい・・・」

ちえり「流石だなぁ・・・」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:28:36.59 ID:i0105Ep+0
こうして、店始まって以来の売り上げとなりました

客A「ふーん、ここのお菓子も悪くないじゃん」

客B「また来ますね!」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:32:58.46 ID:i0105Ep+0
ちえり「よかったら・・・これからも家にいてほしいな・・・なんて」

あんず「ん〜あんずは楽して生活したい派だしな〜」

かなこ「そ、そうだよね・・・」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:54:09.35 ID:i0105Ep+0
こうして、3人での生活が始まりました

かなこ「あんずちゃーん!朝だよー!」

あんず「うーん・・・あと24時間・・・」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 23:58:00.16 ID:i0105Ep+0
そして、その噂はこの国のお姫様にも伝わりました

姫「そんなに美味しかったのかにぃ?」

部下A「ダー、それはもう・・・」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 00:02:08.86 ID:pBTkFG670
その頃お菓子屋さんでは

子供A「そういえば今この町にお姫様が来てるって、お姉ちゃんが言ってたよ」

子供B「すっごいよねー」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 00:04:29.60 ID:pBTkFG670
ガララ

姫「にょわ〜☆」

かなちえ(いきなりきたー!!!)
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 00:07:07.40 ID:pBTkFG670
姫「お?」

あんず「ん?」

姫「にょわー!!!カワイイにぃ!」ギュッ
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 00:09:54.19 ID:pBTkFG670
姫「お城に来れば、美味しい物沢山食べられるし、1日中のんびりできるよ〜☆」

あんず「そ、それはいいな・・・」

姫「じゃあ・・・」
以下略



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