120:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 17:36:16.68 ID:/Rqxqesp0
「つっても、やっぱり手放しのハッピーエンドとは行かないんだなー」
彼がおもむろに席から立ち上がった。
その時、彼女の肩が震えたのが解った。
そのまま彼がこちらに、彼女に近づく。
「…………ひっ」
すると彼女は、僕の後ろに身を隠してしまった。
明らかに、彼に怯えている。
「お前、彼女に何した」
「何もしてないんだなーこれが」
「嘘吐け、何もしてないのにこんなに怖がる訳ないだろ」
「何もしてないのにこんなに怖がる訳があるんだよ」
彼はビッと彼女を指した。
「『人間恐怖性』。お前以外の人間皆が怖いらしい」
131Res/66.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。