過去ログ - P「伊織と貴音を連れて,食事に行く」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:40:27.55 ID:YUCQRze/0
「はて? 何とも無いとは、どういう意味でしょうか?」
私の問いかけに、心底不思議そうな表情を返す貴音、その反応に私達は動揺を隠せなかった。
「だって、今の話がホントなら、事務所には……その……アレがいるかもって話なのよ!?
それも、オレンジジュースを好物としてるヤツが!」
プロデューサーも、さっきからうろたえた様子でいる。なんで、どうして貴音はこんなにも冷静でいられるのよっ!?
「そうなんだよ、四条君。僕には霊感なんてないけれど……それでもあんな不思議な事が起きてしまっては、今後の事務活動にも支障をきたすというか……なんというか……」
そう、最悪の場合、事務所の移転も考えなくちゃならない問題。そもそも何か『いる』かもしれない場所で、これからも普段通り過ごせる自信なんて、あるわけないじゃない!
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