148:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 16:15:21.00 ID:3HRQpZhh0
新一「そっか。良かった。もうすぐだからなぁ……」
志保「ええ。早いものね。あっ……」
新一「どうした?」
志保「ふふっ、パパににて元気ね。お腹を蹴ったわ」
新一「そっか、元気か!俺達の赤ちゃん!」
志保「ええ。元気いっぱいよ」
新一「そっか。そっか……。嬉しいけど、未だに信じられねーや。俺達が親になるなんてなあ」
志保「ホント、あっという間の出来事だったものね 」
あれから、米花町に別れを告げて暫く経った頃。私の妊娠が分かった。
今までそう言う事をしてこなかった訳では無いのだが、私達には今まで子供が出来なかった。
それだけに、私達は妊娠が分かって飛び上がる様に喜んだ。
思えば、今まで過去への恐怖から身体が無意識に子供を作る事を拒否していたのでは無いか。
未来に向かうのを怖がっていたのでは無いか。だから、過去に一応の決着を着けたからこそ、こうして子供を授かった。
非科学的な事だけど、私はそう思っている。過去を乗り越えた証だと。
新一「元気で早く生まれてこないかなあ。パパはここにいるからな!」
コンコンッ
志保「あらあら、頑張る私には一言もないのかしら?」
コンコンッ
新一「何言ってんだよ。あるに決まってるだろ?大事な俺の志保なんだから。見守ってるからな。愛してる」
志保「あなた……」
服部「ゴホンッ、すんませんけど……。人前でイチャつくんやめてもらえます?」
2人「!!」
新一「は、服部!何だよ急に現れて!」
服部「なーにが急にや!ノックしたんも気付かんとイチャイチャしよって」
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