過去ログ - 闇京太郎「いつからお前のターンだと錯覚していた?」咲「ヒョッ?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/28(木) 14:41:59.11 ID:hqg10JYWo
美穂子「…………。須賀くん」

京太郎「はい」

美穂子「人生において、上手くいかないことは多くあります。誰かの力を借りてようやく成し遂げられること、協力してもどうにもならないこと、何年もかけてようやくできるようになること……本当にいっぱい」

京太郎「…………」

美穂子「それは、須賀くんにとってのできないことの一つでしかないんです。これから多く訪れるできないことのたった一つだけ。でもこれから出来るようになるかもしれない、できない。そんなことのために須賀くんはその人生を全て棒にふるんですか?」

京太郎「う…………」

美穂子「私だってできないことはあります。機械が苦手です。でも頑張って克服しようとして、ようやくメールができるようになりました」

美穂子「須賀くんにだって、きっとできます。できなかったら、他のことをやってみれば良い。須賀くんの前にあるのは本当に一本道だけですか?」

京太郎「福路……さん……!」

美穂子「もう大丈夫みたいですね。よかった…」

京太郎「ありがとうございました……こんな馬鹿な悩みに真剣に答えてくれて……」

美穂子「馬鹿な悩みなんかじゃありませんよ? 得手不得手なんて誰にもありますから」

京太郎「はい! ありがとうございます!」

美穂子「ふふ……元気になってよかった……」

京太郎「それじゃあ俺帰りますね! 道中お気をつけて!」

美穂子「あ! よければ連絡先、教えてくれませんか?」

京太郎「あ、はい。俺のなんかでよければ」

美穂子「……………………ええと……」

京太郎「……ふふ。やり方教えますので、見ててくださいね?」

――――――


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