過去ログ - 人類に罰を
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34:24さい[saga]
2016/01/28(木) 19:22:53.16 ID:cJjKhLLS0
〜雪の降る街の協会〜

僧侶「勇者様、私今最高に幸せです……」

勇者「これが一番だったなんて言わせないよ。もっともっと僕が幸せにしてあげるから」

僧侶「本当ですか?」

勇者「本当だよ」

勇者「それじゃ、始めようか。二人だけの結婚式」

僧侶「はい!」

勇者「僕は僧侶を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓います」

僧侶「私は勇者様を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓います」

勇者&僧侶「私たちは、お互いに自信を捧げあうことを誓います」

勇者「それじゃ、指輪交換だね」

僧侶「はい」

勇者「それじゃ、コホン。僕は、この指輪を僕の僧侶を愛する証として受け取りますか?」

僧侶「はい、受け取ります」

僧侶「私は、この指輪を勇者様を愛する証として受け取りますか?」

勇者「はい、受け取ります」

勇者「それじゃ、あげるよ。ベール」

僧侶「はい。いざこうなると結構緊張しますね」

勇者「うん。僕もさっきから心臓がバクバクいって止まらないんだ」

勇者「それじゃ行くよ」

僧侶「はい、来てください」

今日は雪が沢山振る夜だった。街はどこまでも静まり返っていてまるでこの世界に、僕と僧侶二人だけが取り残されたみたいだったんだ。



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