過去ログ - 海未「カルポスソーダにしてしまいました。」【ラブライブ!SS】
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11:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2016/01/28(木) 23:36:47.85 ID:94MGWF560


私はいつも通りの穂乃果しか見えていなかった。

こんなに辛い状況でそれほど笑顔を保っていられるなんて、私はできません。

今の笑顔はやはり、無理をしている気がします。

でも。


海未「私が近くにいることで元気になれるなら、何時間でもそばにいます」

穂乃果「ひゃぁ....」


穂乃果の手を自分の頬に寄せ、温かく握りしめました。

穂乃果の顔はどんどん赤くなり、それを見ていると私も恥ずかしくなってきてしまいました。


海未「ほ、穂乃果、今日は早退するように言われていますよ。穂むらに電話はしたみたいですが、忙しいのか誰も出なかったらしいので、私が付き添いをする事になりました」

穂乃果「....」


まだ顔が赤い穂乃果は、私を蕩けたような目で眺めてきます。


海未「あ、あの?」

穂乃果「....ふぇ?」

海未「話、聞いてましたか?」

穂乃果「ご、ごごっ、ごめんなさい!聞いてなかった!」


先生は熱、無いとは言ってたのですが。


海未「今日は早退です。家の人は迎えに来れないみたいなので、私が付き添います」

穂乃果「あれ?それじゃ授業は....」

海未「私も早退です。気にしないでください」

穂乃果「で、でもっ」


さっきまでの蕩け顔が嘘のように、また一瞬で申し訳なさそうな顔に。

まぁ、生まれて初めて仮病を使ったのですが....

私はあなたが心配だったのです。


海未「私も偏頭痛が酷くて」

穂乃果「そうなの?」

海未「は、はい」

穂乃果「....」

海未「あれ?」

穂乃果「いいよ、帰ろ」


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