過去ログ - 【艦これ】鳳翔さんは料理ができない
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134:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 09:24:23.52 ID:oz5uzikOo
「小腹がすいたな」

そう呟いたのは真夜中であった。
しんと静まり返ったこの部屋に、相槌を打つ秘書艦などいるはずもない。

騒がしい鎮守府も、夜中となればみな寝静まってしまう。
うるさく騒ぐ者どもは、まとめて遠征へ出してしまった。

「さて、どうしたものか」

こんな時間でも、最近は店を開けているところが増えた。
窓から外を見ると、辺り一面が月の明かりに照らされている。
その中で、赤い提灯がいくつか光を帯びていた。

「行くとするか」

重い腰を上げ、私は厨房へと向かった。
他のどこでもない、彼女の元へと。


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