過去ログ - 【艦これ】鳳翔さんは料理ができない
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139:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 09:46:25.24 ID:oz5uzikOo
「お前のどこに気品があるというのだ」

「ふふ」

何が可笑しいのやら、彼女は笑みを浮かべる。
以下略



140:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 09:51:20.43 ID:oz5uzikOo
「提督に褒めてもらうと、やはり嬉しいです」

「そうか。これからは客に褒めてもらえるよう、精進することだ」

私が告げた言葉に、鳳翔は眉を下げる。
以下略



141:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 09:57:51.76 ID:oz5uzikOo
「それで、その料理教室とやらは今後も続けるのか」

「いえ、そのつもりはありません」

思わぬ返答に耳を疑った。
以下略



142:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 10:03:36.20 ID:oz5uzikOo
「では今度の休日にどこかへ出かけるとしよう」

「どこへ行きましょうか」

このやり取りももう何度目であったか。
以下略



143:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 10:08:48.86 ID:oz5uzikOo
「ああ、それと……これもありますよ」

鳳翔の手には、何時だったか、ともに呑んだ日本酒の瓶が握られていた。
相変わらずそれが好きなのだな、と呆れる。
すると、思い出の品であるからだと言うのだ。
以下略



144:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 10:15:40.72 ID:oz5uzikOo
「もう寝るとするか」

「そうですね」

そう言った彼女は、皿と箸を洗い始める。
以下略



145:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 10:20:36.98 ID:oz5uzikOo
「もう、遠く昔のように感じるな」

「はい。よく考えてみれば、まだ半年も経っていないのですよね」

ただ短く言葉を交わすだけで、その逢引は終わってしまう。
以下略



146:名無しNIPPER
2016/02/13(土) 10:41:17.78 ID:oz5uzikOo
「次の休日には、お弁当を作ります」

「ああ、頼む」

「だから……その……」
以下略



147:名無しNIPPER[sage]
2016/02/13(土) 10:53:57.38 ID:NIgpBFdT0



148:名無しNIPPER[sage]
2016/02/13(土) 11:09:42.24 ID:8Z52qvNAo

新鮮だった


149:名無しNIPPER[sage]
2016/02/13(土) 11:19:08.74 ID:UlXM1LZP0
素晴らしい


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