過去ログ - 【艦これ】鳳翔さんは料理ができない
↓ 1- 覧 板 20
47:名無しNIPPER
2016/01/31(日) 21:03:22.65 ID:ExJyvr1Wo
「八つに分けた林檎を二つ……これではあと二つ足りないではないか?」
暁の食べたものを合わせても合計が十四。
「七等分に切る」などという技術は身につけていないはずだ。
おそらく八等分にしたのだろう。
しかしそれでは足りないのだ。
「なあ鳳翔よ」
「そ、それは……」
ふと、彼女の唇が日光に輝くのが見えた。
みずみずしいそれは、果実の潤いに酷似している。
「……うう」
林檎のように朱に染まった頬が、太陽の光を浴びる。
茶目っ気のある林檎だなと笑い飛ばすと、鳳翔は身を縮こまらせた。
161Res/65.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。