過去ログ - 【艦これ】鳳翔さんは料理ができない
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72:名無しNIPPER
2016/02/02(火) 23:24:29.14 ID:bqj5O/RGo
飯屋と飯屋の間にある雑貨屋へとたどり着く。
ここは外装さえ小汚いが、取り扱うものはよく揃っている。
潮が花を育てているのに使う鉢植えや、隼鷹が使う猪口もここで買った。
箸なども、思えばここで買っていたな。
気が付けば足蹴く通っているではないか。
藍色の暖簾をくぐると、少しだけ景色が変わった。
よく来たね、と初老の男性がにこりと笑う。
ああそうだ。彼とも随分と前から顔なじみであった。
私が手を上げて会釈すると、店主の視線は鳳翔へ移る。
彼は顎を摩りながら、「これは珍しい」と呟いた。
「それほど珍しいことでもないだろう」
「いやはや、今日で顔を合わせて三月ほど経つが、誰かとともに出歩いているのは初めて見たよ」
珍しいことであった。
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