過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」

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139:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 03:45:32.70 ID:K9rLTWZO0
○

何故かそのまま、見るからに高級そうなレストランに連れて行ってもらった。

俺の人生の中でこれから行くことはないであろうという場所に、ドレスコードも無視して入っていく師匠は何故だか格好良く見えた。

以下略

140:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 03:58:13.00 ID:K9rLTWZO0
○

師匠と付き合っていくのに欠かせないものは『貢物』である。

それは珍しいものであったり、雑多な情報であったりと、とにかく師匠が喜びそうな物を持ってくることが弟子としての条件だった。

以下略

141:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 04:08:06.44 ID:K9rLTWZO0
○

そんな師匠に師事しているのにも係らず、俺と葉山のやり方は正反対だった。

人気や人脈、社交性を最大限に使い貢物を手に入れる葉山。

以下略

142:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 04:23:55.90 ID:K9rLTWZO0
○

そんな師匠でも、唯一怖いものがあると言ったことがある。

陽乃「私は母親が怖いわ」

以下略

143:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 04:49:55.67 ID:K9rLTWZO0
八幡「何ですか、その可愛らしい拳は」

陽乃「淑女たるもの、のべつまくなしに鉄拳を振るっていたら婚期が遅れるからね。それでも敢えて振るうときは、この『おともだちパンチ』をふるうんだよ」

ほら、と見せてきた拳は招き猫の手のような恰好をしていて、某教諭が振るう鉄拳とは比べ物にならないほどの可愛らしさをたたえていた。

以下略

144:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 04:52:39.05 ID:K9rLTWZO0
○

彼等とのことを語るにおいて外すことのできない人物がもう1人いる。

それが、雪ノ下陽乃の妹である雪ノ下雪乃だ。

以下略

145:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 05:02:44.87 ID:K9rLTWZO0
○

夏休みも終わり、地平線上にはクリスマスという祭典がちらつき、焦り狂った独り身の男たちが無駄に騒ぎ立てる季節。

そんな暗黒の季節の到来を告げる一大行事、文化祭の近づいた頃、俺と葉山は師匠から呼び出しを食らった。

以下略

146:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 05:16:29.12 ID:K9rLTWZO0
最近はこの挨拶が自分の中のブームらしい。

葉山「それで、頼みごとってなに」

師匠と弟子の関係であるにも関わらず、タメ口を使う葉山だがそれを意に反さず

以下略

147:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 05:26:24.08 ID:K9rLTWZO0

陽乃「分からない2人の為にご説明します。雪乃ちゃんは文化祭の実行委員会に絶対入ります。それで絶対に成功させようとする。だから2人にも文化祭実行委員に入ってもらって共同で雪乃ちゃんの邪魔をしてほしいの」

雪乃ちゃん……学年トップに雪ノ下雪乃って名前が名前があったな。と1人納得していると

以下略

148:名無しNIPPER[saga]
2016/02/25(木) 05:39:30.47 ID:K9rLTWZO0
○

作戦がある程度決まり、文化祭実行委員を決める当日。

このころになるとLHR以外の授業も利用してクラスの出し物と実行委員を決めることがあり、それを国語の授業まで引きづることにした。

以下略

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