過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」

↓ 1- 覧 板 20

188:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 22:14:21.30 ID:7Nf8irH00
雪乃「驚きだわ。あなたでも空気を読むことが出来たのね」

と小声で雪ノ下が話しかけてくる。

八幡「いや、なんでその思考に至った」

以下略

189:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 22:30:40.80 ID:7Nf8irH00
八幡「大体空気を読むってなんだよ。空気は吸って吐くものだ」

横目でちらりと一瞥をした後、はあ、とため息を吐かれた。
はて、何かおかしなことでも言ったかしらん。

以下略

190:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 22:36:56.64 ID:7Nf8irH00
○

魔王の到来により頭の中では危険危険とシュプレヒコールし、早と退の二文字が頭の中でくんずほぐれつサンバのリズムを刻んでいるが、それも仕方がないはず。

こんなひっかき回しがいのあるところに師匠が来ない訳はないし、忘れていたがスローガンを決めたのは師匠だった。

以下略

191:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 22:43:33.78 ID:7Nf8irH00
陽乃「おお。久しぶりだねガハマちゃん。髪切った？」

雪乃「姉さん。そんな阿呆みたいな質問しないで。今、立て込んでるから邪魔をしないでくれる」

陽乃「はあー、雪乃ちゃん。話は聞いてたけどさ、そんな杜撰な考えで時間が稼げるとでも思ってるの。どうせ滑って五分も持たないのがオチだって分かっているのに」

以下略

192:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 22:55:17.13 ID:7Nf8irH00
雪乃「何が目的？」

陽乃「なにも。あえて言うなら『面白きことは良きことなり』ってね。だから別に貸しとかそんなのにはならないよん」

雪乃「……わかったわ。よろしくお願いします」

以下略

193:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 23:01:27.95 ID:7Nf8irH00
八幡「ああ、師匠は何か仕出かしてくるな」

雪乃「師匠？」

八幡「あ、いや、それよりもほら。喋り始めるぞ」

以下略

194:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 23:07:33.98 ID:7Nf8irH00
○

陽乃「ひゃっはろー。皆楽しんでるかい？」

会場から歓声が沸く。

以下略

195:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 23:13:40.78 ID:7Nf8irH00
陽乃「そこで皆には、これから委員長を探して貰いまーす」

陽乃「無事見つけて連れてきた人にはなんと、ディスティニーランドとシーの三日分フリーチケットと、その隣のホテル二泊分をペアでプレゼントしちゃいます」

今日の文化祭が始まって一番の歓声が響いた。

以下略

196:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 23:20:53.43 ID:7Nf8irH00
○

会場裏は会場の熱気とは裏腹に、皆が頭を抱えさながらお通夜のような雰囲気になっている。

雪乃「ああ、やってくれたわね」

以下略

197:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 23:33:22.82 ID:7Nf8irH00
いつの間に諸先生方や実行委員を味方、いや、手下につけたのかは知らないけども、結局、俺に呟いたときからこうなることは決まっていたのだろう。

こんなのスパルタ軍でも即時降伏するレベルだ。

結衣「でも、ここでぐだぐだしたって仕方ないよ。私と優美子は女子トイレを見てくるから、ゆきのんは放送室に。ヒッキー達は心当たりのあるところを片っ端から」

以下略

198:名無しNIPPER[saga]
2016/03/21(月) 23:42:38.52 ID:7Nf8irH00
○

校庭はすでに多くの人が色んな所をさがしている。
火の中、水の中、草の中、森の中、鞄のなかも机のなかも、向かいのホーム、路地裏の窓、そんなとこにいるはずもないのに。

以下略

293Res/215.24 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ