過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」

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31:名無しNIPPER[sage]
2016/01/29(金) 10:36:36.22 ID:32CZfqjGO
ニヤニヤしたわ

32:名無しNIPPER[sage]
2016/01/29(金) 17:59:10.49 ID:oZX86zNgo
雰囲気出てるな、おつ

33:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 20:58:17.56 ID:jt3Bjw+I0
私がこのｓｓを書くにあたり、資料として四畳半神話大系のアニメを見返していた時である。
ジョニーが出てきたとき私は戦慄した。
これは材木座ではないか。
私の右手が夜な夜な材木座と戯れている恐ろしい幻覚が脳裏に浮かび、私は思わずテレビの電源を切った。

以下略

34:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:01:31.20 ID:jt3Bjw+I0
○

ギスギスを通り越して冷戦状態を迎える切っ掛けとなったのは、修学旅行の件だろう。

戸部なる阿呆の先端を走る男が京都の修学旅行で意中の女性に告白したいという依頼をしてきたことや、その乙女の依頼？を達成する為、その他諸々の空気を保つ為に、なんやかんやあり渦中の女性に告白をした。

以下略

35:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:03:53.73 ID:jt3Bjw+I0
仕方ないではないか。今まで誰とも関わることのできなかった人間がどうして人間関係の問題を円滑に解決することが出来るのだろうか。

俺が解決できるものといったら文系の問題だけで。

そんな、ただのぼっちが何かを成すには、何かを犠牲にしなきゃならない。

以下略

36:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:07:34.06 ID:jt3Bjw+I0
○

その後、生徒会選挙についての依頼が着て、一悶着あり依頼を取り下げたはいいけれど、何かを決定的に掛け違えてしまったようで、彼女達との仲に38度線が引かれてしまったようだった。

以下略

37:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:10:21.05 ID:jt3Bjw+I0
そんな状況で部屋にあるのは2日前に何故かモジモジしながらもってきてくれた、由比ヶ浜産のクッキーと常時置いてあるマッ缶のみである。

今日こそはと意気揚揚に噂のあった高架下へ向かうと、ぽつりと佇む屋台を見つけた。

先客がいたが気にせずに三席ほど離れて座り、ラーメンを注文すると隣から、比企谷ぁ比企谷ぁと何やら声がする。

以下略

38:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:14:13.75 ID:jt3Bjw+I0
その内容は多岐にわたり、女性という生き物はから始まり、彼女の小学校時代の甘い初恋にまで及んだ。

噂通り絶品であった猫ラーメンを食べ終わった後もずっとしゃべり続ける彼女を抑え、屋台を出るころにはなぜか説教へと変わっていった。

静「比企谷、お前はもう少し自分というものを大事にすることは出来ないのか」

以下略

39:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:19:12.48 ID:jt3Bjw+I0
本当に何故この人にいい男性が現れないか不思議でしょうがない。

八幡「先生が奉仕部へと連れてきてくれなかったら、もっと違う人生があったのかもしれませんね」

静「それは無理だ。君が道を踏み外そうとしてもいくらでも私は日の当たる道に戻してやる。全力を尽くしてな」

以下略

40:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:24:29.08 ID:jt3Bjw+I0
静「それで、君はどうしたい？」

自分でも言いたいことが混乱してきた時に、優しい声色でまるで教師のように彼女は語りかける。

いや、そういえば彼女は教師だったな。

以下略

41:名無しNIPPER
2016/01/29(金) 21:27:26.63 ID:jt3Bjw+I0
静「君の言いたい事は大体分かった」

彼女は二箱目の煙草を取りだし、火をつける。

静「まあ、春は短し旅せよ青年。桜は速く枯れてしまうぞ」

以下略

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