過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「四畳半神話大系」

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83:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 20:56:26.37 ID:vo4elf7h0
八幡「うわっ、出た」

平塚「お前はそうやって私を妖怪扱いして楽しいのかぁ」

八幡「そういうつもりじゃないんですが、タイミングというかなんというか。というよりどうしたんですかこんなに酔っぱらって」

以下略

84:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:03:35.08 ID:vo4elf7h0
平塚「私は、何か一つでも真剣に取り組む君や材木座が見たかった。テニス部に入れたかいがあったというものだ」

俺が腹の内で抱えている黒い感情に気付いていないのか、うんうんと満足そうに頷きながら彼女は続けた。

八幡「もし俺がテニス部に入っていなかったら、また違う未来になったんでしょうか」

以下略

85:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:12:01.32 ID:vo4elf7h0
八幡「飲みすぎたんですか先生。それに、そんな重い物要らないです」

平塚「ぐはっ」

がくりと崩れた後、彼女はコンビニでお酒を買いヤケ酒だとばかりに飲み干す。

以下略

86:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:19:58.54 ID:vo4elf7h0
「その未来を変えたくば、好機を逃さないことです」

八幡「好機？」

「光る玉です。それが好機の印、好機がやってきたら逃さない事。その好機がやってきたら、漫然と同じことをしていては駄目です。思い切って、今までと全く違うやり方で、それを捕まえてごらんなさい」

以下略

87:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:24:26.37 ID:vo4elf7h0
樋口さんを召喚しその場を去ると、隣から何やら声がする。

平塚「ふふっ、ははっ、フゥァーハハハッ。いいじゃないか独身だって……合コンに失敗したっいい……うっぷっ」

テンションが上がったのか大声を上げた反動で、先生はその場でうずくまった。

以下略

88:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:29:53.01 ID:vo4elf7h0
○

三時頃まで交流試合をしていたが、そのあとのことを考えると腸が煮えくり返るようだった。

以下略

89:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:44:50.87 ID:vo4elf7h0
材木座は手にぶら下げたビニール袋をかすかに揺らして見せた。青や緑や赤といった毒々しい色合いの筒がいっぱい飛び出していた。

八幡「よし、じゃあ行くか」

最初こそ足取りも軽く、意気揚揚と歩いて行ったが、足が進むにつれて先日平塚先生に会ったことを思い出し、俺の中の良心がむくむくと出てきた。

以下略

90:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 21:51:08.93 ID:vo4elf7h0
○

俺らは木陰に隠れながら近づいた。青いシートを広げ、笑いながら戯れている彼らの姿がよく見える。

その中には、先の試合で、6-0でくだした人々もいる。

以下略

91:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 22:06:03.32 ID:vo4elf7h0
八幡「材木座、今すぐ戸塚の隣にいる阿呆野郎の顔面にぶち込むぞ」

材木座「それじゃあ、戸塚嬢にも当たってしまうではないか」

八幡「そんなもん戸塚への愛で玉が勝手に避けてくまである。今やらずしていつやるんだ」

以下略

92:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 22:14:18.14 ID:vo4elf7h0
材木座「こんなことなら、我もあっちに混ざればよかった」

と、訳のわからない供述を材木座が言い始めた。

八幡「お前だって呼ばれていなかったんだろう。そんな奴が参加したところで、あれこんな奴呼んだっけ。とか言われて変な空気になるのが落ちだぞ」

以下略

93:名無しNIPPER[sage]
2016/02/10(水) 22:17:47.08 ID:vo4elf7h0
少し席をはずします

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