過去ログ - 提督「ようこそ、ないない駆逐隊!」
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42: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/01/30(土) 02:17:42.96 ID:K25RJtsF0
浜風「…………」
浦風「…………」チラッ
浜風「………………」
浦風「ウチも……」ガタッ
浜風「え……?」
浦風「ウチもイヤじゃ! このまま帰ったって、また皆の笑いものにされるだけじゃけぇ!!」
天津風「浦風……」
雪風「雪風も、まだ帰りたくありません! 皆がひとつになるまで……もっと、もっともっと、雪風は頑張りたいです!」
時津風「時津風だって! その、もうちょっとくらいなら、頑張ってみようかなって思ってきたところなの!」
天津風「雪風……時津風……」
浜風「はぁ……仕方がありませんね……。全員が研修の続行を希望すると言うのであれば……私も喜んで、お付き合いします。
ですがひとつだけ……条件があります」
天津風「条件……?」
浜風「天津風、あなたは我々にこう言いましたね。こんなバラバラな艦隊の旗艦は嫌だ、と。
たしかに我々は……私も含め、てんでバラバラ、最悪な艦隊です。
ですが、この状況をどうにかしたいという気持ちは、誰の心にもあるはずです」
浦風「うん……そうじゃね、浜風」
浜風「ですから条件というのは……あなたが旗艦を務め、我々を導くということです」
天津風「こんな最悪な艦隊でも……こんな私でも、務まるっていうの?」
浜風「はい。 ……私はこれでも、あなたを信頼しています」
天津風「うっ……嘘よ」
浦風「ふふっ、それこそ嘘じゃて。天津風かて、浜風の性格くらいよう分かっとるくせに」
時津風「まぁ、嘘は言わないもんねぇ浜風って」
雪風「はい! 雪風も、よく知っています!」
浜風「…………」
天津風「分かったわよ……でも、こんなのは卑怯よ」
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