8:名無しNIPPER[saga]
2016/01/29(金) 22:09:54.81 ID:TrmpEUjD0
○月1日 15:00
最近は書類仕事が午前中で終わってしまうのでこの時間帯からは割と暇だ。
談話室で駆逐艦の子と遊んだり、図書室で読書をすることが多い。
初春「ふむ。来たかや」
彼女は初春型の1番艦で駆逐艦でありながら古風な物言いが目立つ。
図書室に来ることが多いらしく、彼女は古い書物を好んで読んでいた。
僕も古文には少々自信があったのでよく話題が合うのだ。
文献を漁っている時は余計なことを考えずにいられた。
*****
弥生「こんにちは。司令官」
談話室で会った弥生はそういって僕の膝の上に座る。
彼女はいつもこうだ。動きにくくなるのであまり歓迎はしていないが
気に入られているのなら悪くない。
弥生「………」
提督「………」
彼女は僕に背を向けており、話しかけてくる事も少ないのでこちらも黙っている。
耳が赤く見えるのは夕焼けのせいだろうか?
でもこの雰囲気は嫌いじゃなかった。
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