過去ログ - ちなつ「切れた電球を今」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:00:25.45 ID:NYPOpsNEo
京子「あ、結衣、遅かったじゃーん。あかりも一緒なんだ」

結衣「ああ、途中でばったり会ってさ。職員室に用事があるって言うから少し待って一緒に来たんだ」

 京子先輩もついて来ていたようで、私の後ろから二人に声を掛けたが、そんなこともお構いなしに
 私は結衣先輩に抱きかかる。さっきの話をきちんと確認しないと。

ちなつ「そ、それより結衣先輩。京子先輩に私が劇の台本を書いたらいいって言ったって本当ですか!?」

結衣「あ、もう聞いてたんだ。ごめんね、何か押し付けるみたいになっちゃって。
   嫌なら無理しなくてもいいけど、ちなつちゃんこういうの好きかなと思って」

ちなつ「嫌だなんてありえないです! 私、前からずっと劇の台本とか書いてみたいなって思ってたんです!」

結衣「え、そ、そうなんだ。それはまた随分とピンポイントだね……」

 結衣先輩が輝く笑顔を向ける。直接確認も取れたし、これは確実に誘っているということでいいはずだ。

京子「それじゃ、ちなつちゃんが書いてみるってことでいいんだね?」

ちなつ「はい、まかせてください! 大船に乗ったつもりでどーんと構えてていいですよ!」

あかり「なになに、何の話? なんだかちなつちゃんとっても生き生きしてるねぇ」

結衣「ああほら、さっき部室に着いたら話すって言ってたやつなんだけど……」

 私はぐっと拳を握りしめて胸にあてる。
 任せてください、結衣先輩! 必ず、最高の台本を書いてみせます!
 新婚旅行はハワイにしましょう!


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