9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:01:29.26 ID:NYPOpsNEo
結衣先輩と私が結ばれる話ならいくらでも思いつくけど、折角なら一番ロマンチックなシチュエーションを演出したい。
それにあくまで文化祭の出し物という形で話を持ってきて貰ったんだから、私と結衣先輩だけじゃなくて、
きちんとごらく部と生徒会の劇という形で台本を書かなきゃならない。
相談したいことは山ほどあるし、私は一度何かに夢中になると他のものが見えなくなってしまうところがあるので、
いつも周りを良く見てるあかりちゃんのアドバイスはかなり頼りにしていた。
今のあかりちゃんには緊張感が足りない気もするけれど、これまでもいつだって真剣に私と結衣先輩のことを考えてくれたし、
二人で考えればきっと最高の劇になるはずだ。
あかり「取り敢えず、結衣ちゃんが王子様でちなつちゃんがお姫様っていうのは確定してるんだよね?」
ちなつ「うん。あ、そうだ、それで、昨日簡単な紙芝居を作ってみたんだけど」
あかり「え!?」
あかりちゃんの質問で、昨日家に帰った後にたたき台を準備してたことを思い出し、机の引き出しを開ける。
書いてる内に夜遅くなってて、寝不足だったせいで今の今まで忘れていた。
最後の方は半分寝ぼけながらの作業だったけど、どうやら一応クライマックスまで書いてから眠ったみたいだ。
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