過去ログ - 【安価】くるみ「ゆきを1人にして監視してみる」
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◆n6LQPM.CMA
[saga]
2016/02/01(月) 22:31:18.00 ID:NDEsafOf0
みーくん「その……さっきからそこにいるのは誰ですか?」
ゆき「ひっ!」
みーくん「大丈夫ですよ、私たちは敵じゃありません」
ゆき「本当……?」
みーくん「はい。 だから顔を見せてください」
ゆき「……」ヒョコ
ゆき「その……あなた達は誰なの?」
みーくん「私たちは、ずっとあるところにいたんですが、事情があって、ここに来ました」
ゆき「そう……なら、なんで私の名前をしってたの?」
みーくん(しまった……思わず『ゆき先輩』なんて言葉を出しちゃってた……)
みーくん「さっきの、ゆき先輩って言った時のことですか?」
ゆき「……」コクン
みーくん「あれは、少し前まで私たちと一緒に暮らしていた人の名前です」
みーくん「色々あって、私たちの前から姿を消してしまった、私たちはその人を探しにここに来たんです」
みーくん「もしかして、あなたも「ゆき」って名前何ですか?」
ゆき「うん……あなたの名前は?」
みーくん「私は、直樹美紀です」
ゆき(う……どこかで聞いたことがあるような、ないような……)
みーくん「これからは、ゆき先輩って呼ばせてもらってもいいですか?」
ゆき「え……う、うん」
みーくん「それでは、改めて初めまして。ゆき先輩」
ゆき(何だろう……初めてそんな呼び方されたのに、ものすごく懐かしく感じるのは何故だろう……)
ゆき「ね、ねえ! み、みーくんって……呼んでいいかな?」
みーくん「……! いいですよ……」
ゆき「ねえ、みーくん、みーくんが言ってたゆき先輩って、一体どんな人だったの?」
みーくん「そうですね……とにかく、彼女は明るかった。 どんな時でも」
みーくん「私たちに元気をくれた」
みーくん「いつもは頼りない感じなのに、たまに誰よりも頼れる存在になる、そんな人でした」
みーくん「でも、私たちは彼女に酷いことをしてしまった」
みーくん「面白がって一人にして、あらぬ誤解を与えてしまった」
みーくん「これは、私たちの罪です」
ゆき「それで、その後出て行っちゃったの?」
みーくん「はい、彼女は本当に〈一人〉になってしまったんです」
ゆき「そっか……」
ゆき「なら、その子は自分を見つけて欲しいんじゃないかな?」
みーくん「……!」
ゆき「誰だって一人は辛いんだよ、その子だってそう」
ゆき「孤独なんて、ろくなもんじゃないよ」
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