過去ログ - 【シュタゲ】無限連鎖のアポトーシス.After
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◆XBap84b6Yw
[saga]
2016/01/30(土) 23:13:39.15 ID:GZmmStIco
〜夜・ホテル〜
岡部「そろそろまゆりの死ぬ時間か……。まゆり、すまん……。助けられなかった。だが、お前は絶対にいつか救ってみせる」
綯「まゆりお姉ちゃん、死んじゃったの? 父さんは生きてるのかな。岡部倫太郎が目の前に現れないことにより死ななくなった。私はそう信じる」
岡部「無理だな。残念ながら両方とももう死んでいる。まゆりはともかく、店長は8月15日の朝、必ず死ぬ。桐生萌郁が死ぬまえに既に死んでいるのだ」
綯「っ……お前、デタラメ言うな! 父さんはまだ生きている!」
岡部「そう思うなら勝手に思っておけばいい。絶対に死んでいるがな」
綯「どうしてそんなに軽く言えるのだ! 父さんは死んでるんだぞ!」
岡部「さすが一回目だな。俺は人の生き死にでそんなに感情的になれる貴様が羨ましいよ」
綯「うるさい!」
岡部「世界の収束というものは残酷で絶対的なものだ。人が抗うことなど決してできないのだ。お前の父親が死ぬ、それは世界に定められた確定事項なのだ! フゥーハハハ!」
綯「黙れ!!!」
岡部「だからこそ俺は抗う! 俺はこの世界の秩序を塗り替えるのだ!」
綯「え?」
岡部「俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真! 世界なんて俺の敵ではない!」
綯「……」
父さんが生きている、そんなことはあり得ないと言うことは分かっていた。
私は世界の収束の残酷さは全く知らない。私に岡部倫太郎を殺させない憎たらしいものとしか考えていなかった。
父さんが死ぬのも収束? 世界の意思? 嘘だ。父さんが死ぬのは岡部倫太郎と桐生萌郁のせいだ。
岡部倫太郎がなんと言おうと私はそれを狂信的に信じて疑わなかった。
でも、岡部倫太郎が最後に言った言葉。それはどういう意味を持つのだろうか。
そして、私は何故か、岡部倫太郎についていけば父さんを助けることができる。そう思えて仕方がなかった。
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