過去ログ - 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック その7【オリジナル】
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◆x8NsquFWLI
[saga]
2016/01/30(土) 20:46:45.07 ID:249f7x1Oo
■ 前スレラスト
少女は、少年の手を力なく握る。
しかし、その瞳は空を見つめたまま、意思が感じられない。
あなたが何度声をかけようと、一切の反応が見られない。
『……先程よりはマシですが、いつどうなってもおかしくありません。
動かす猶予がない以上、ここで治療を続けます!
周囲の警戒を!』
あなたは少年の指示に、周囲を見渡した。
light.dotup.org
現在位置は南北に伸びる通路の只中。
北の曲がり角よりも、大部屋の入り口の方がやや近い。
数歩離れた位置には大蜘蛛の死体が横たわっている。
大蜘蛛の近くに、あなたは光源を発見した。
松明である。
火が付けられたままのそれは、地面の草を焦がしている。
幸い燃え広がってはいないが、異臭と音はあなたにも十分に感じられるだろう。
また、あなたは警戒すべき魔物について思い浮かべた。
……だが、絞りきる事は出来ない。
今の森は、縄張りの境が酷い混乱状態にある。
どのような魔物がどこに出るか、一切予測のつけようがない。
ただし、一つの指標はある。
大蜘蛛は魔物を寄せ付けないという。
少なくとも蜘蛛の脅威を知る者は近寄らないのではないか、とあなたは感じた。
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