過去ログ - 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック その7【オリジナル】
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◆x8NsquFWLI
[saga]
2016/02/02(火) 19:39:02.56 ID:bAVA1SLEo
あなたは前を歩く少年に早足で追いつき、口を開いた。
森の中での方針について決めようと。
二人だけであえて奥へ進むのか、あるいは少年の呪いの事だけを考えて簡単な探索で終わらせるのか。
後者であるならば、光の魔法についての講義を再度行って欲しいという考えもあった。
『少し、気になる事があるんです。
蜘蛛の巣が切り裂かれていた事は、お話しましたよね。
ですが、僕にはそれが可能な魔物に心当たりがないんです。
狼や熊では魔力が足りません。
エルフには風の刃がありますが、これは威力不足です。
梟も……聞いた限りでは、自身の飛翔にのみ魔力を裂いているようですし。
この調査をしたい、と僕は考えています。
ほら、アレです。
あなたには野生の勘じみた物があるじゃないですか?』
いつも通りの余計な一言を最後に、少年はあなたの意見を待っている。
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