過去ログ - 勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」
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21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/31(日) 18:17:31.86 ID:M0sRaDE50
魔法使い「勇者、ボーっとしてんじゃないわよ!」ドンッ

勇者「きゃっ」

魔法使い「喰らえ、炎魔法!!」

勇者「ううぅ…」

神界の騎士『おいおい、ビビってる場合か。仲間たちが戦ってるぞ』

勇者「私なんて皆の邪魔になるだけだし…」

神界の騎士『そう言ってたらいつまでもレベルアップなんかしないだろ』

勇者「そう…なんですけど……」

剣を握る勇者の体は震えている。
戦わなければいけないと頭では理解してはいるが、その一歩が踏み出せない。

神界の騎士は、戦っている勇者の仲間たちを見る。
王に選抜されただけあってなかなかの実力者揃いではある――だが、勇者への配慮は一切無いらしい。

神界の騎士『…明らかな人選ミスだな王。心の弱い女の子を戦場に送り出すなら、もうちょい優しいメンバーを選ぶべきだったな』

勇者「う、ううぅ……」

神界の騎士『でもまぁ、勇者がグループで軽んじられている理由がよーくわかった。でも、今日からは――』

勇者「っ!?」

体の震えが収まり、勇者の剣を持つ手に力が入る。
これは――

神界の騎士『――下克上開始だ!』




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