過去ログ - 勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」
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◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/02/04(木) 17:15:05.50 ID:i+BdEZpb0
魔王「…っ、貴様の技量を舐めていた。だが――」
魔王は今度は爪を肥大化させ、勇者の喉元を狙った。
神界の騎士はそれを剣で受け止める。
神界の騎士『…っと、流石に単純な力で勝負するには分が悪いな』
一旦跳躍し魔王との距離を空ける。
神界の騎士『距離を空ければ、魔王が取る手段は――』
魔王「我からは逃げられんぞ…」バチバチッ
魔王は手の中に雷を召喚をする。
それを見て神界の騎士は――
神界の騎士『待ってましたァ!!』
歓喜した。
魔王「覇ァ!」
勇者の周囲を囲むように雷が襲いかかってくる。雷をなぎ払うことも、回避することも不可――に見えた。
神界の騎士は動じず、ただ黙って剣を高く掲げた。
そして――
魔王「!!」
神界の騎士『美味い魔力を、ご馳走様…♪』
剣は、魔王が放った雷を纏っていた。
神界の騎士『おらあぁ――ッ!!』
神界の騎士は意気揚々と魔王を切りつけた。
バチバチという電気音と共に、魔王の傷口からは焦げた匂いが漂った。
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