9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:18:16.24 ID:L4Z1Xl1m0
飛鳥「はぁ……」
P「どうしたんだ? さっきから様子が変だけど」
飛鳥「……考えすぎるのは、ボクの悪い癖だとは理解しているんだけどね」
10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:19:36.93 ID:L4Z1Xl1m0
P「雪? おー、本当だ。しかも本降り……このまま降ったら積もるかも」
飛鳥「そうだね」
P「傘、持ってきてるか?」
11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:20:41.57 ID:L4Z1Xl1m0
P「飛鳥が2本持っていてくれて助かったよ。ありがとう」
飛鳥「普通のと折りたたみと、両方持ってきていたから……キミ、本当に折りたたみのほうでいいのかい?」
P「こっちは借りてる側なんだから。飛鳥がサイズの大きい方を使うべきだろう」
12: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:21:46.74 ID:L4Z1Xl1m0
飛鳥「……さっきからしきりに手を伸ばして、雪を拾おうとしているみたいだけど」
P「……まあ、これは癖みたいなものだから」
飛鳥「恥ずかしがることはないさ。キミのその純粋さは、ボクにとって眩しいものだ」
13: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:22:57.71 ID:L4Z1Xl1m0
P「もうすぐ春だなあ」
飛鳥「雪が降っている最中にそんなことを言う人を初めて見たよ」
P「でも、あと1ヶ月くらいで冬も終わるし。そうしたら、桜咲く季節の到来だ」
14: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:24:08.18 ID:L4Z1Xl1m0
飛鳥「Pは春が好きなのかい」
P「暖かいし、景色も華やかできれいだからなあ」
P「あ、でも冬の雪景色も好きだぞ」
15: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:26:12.33 ID:L4Z1Xl1m0
飛鳥「キミとボクは似ている……ふふっ」
P「なんかうれしそうだな」
飛鳥「そうだね。不思議なことだけど、キミと似ていると言われただけで、なぜかそう思ってしまった」
16: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:27:07.50 ID:L4Z1Xl1m0
ガチャリ
飛鳥「ふう……寮の中は暖かいな」
17: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:27:49.11 ID:L4Z1Xl1m0
蘭子「飛鳥ちゃん、ため息ついてた」
蘭子「も、もしかして……私の言葉、ウザがられてる!?」ガガーン
18: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:28:43.93 ID:L4Z1Xl1m0
夜
P「さて。飛鳥の誕生日プレゼントも早めに用意したし、あとは当日忘れなければ大丈夫だな」
19: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/01/31(日) 18:29:57.23 ID:L4Z1Xl1m0
飛鳥「……ふう」
飛鳥「そろそろ寝るか……ん、メール」
飛鳥「Pから……」
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