過去ログ - 絵里「希の水晶玉をうっかり破壊してしまったわ…」
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:05:47.98 ID:vlLXvKLkO


絵里(どのくらいの時間こうしていたのだろう……ふと我に返った私は、亜里沙の携帯に電話を掛けてみることにした)


絵里(…が、繋がらない)

絵里(次にロシアの家に掛けてみた……繋がった)


絵里「も、もしもしっ! 絵里ですっ…!」


絵里(亜里沙が家にいないことを伝えた……すると『何を言っているの?』と返ってきた)

絵里(混乱しながらもこの状況を伝えるべく話を続けると…、何がどうしてそうなったかはわからないが、亜里沙は今ロシアにいるらしい…)

絵里「ぁ…はぁぁ…、よかったぁ…」


絵里 (とりあえず無事であることが確認でき、一安心したのも束の間……信じられないことを耳にする)


絵里「えっ……?」

絵里(翌月から亜里沙はロシアの傭兵になるという……そして今はその用意の為に帰国している、と……)

絵里(そんな…いきなり、何でっ……?)

絵里(更に信じられないことに、そのことを私も知っている筈だ…と。以前に伝えられている……そして私もそれに対して反対することなく頷いた…と)

絵里(知らない……私は、そんなこと知らない……)

絵里(電話先の家族も嘘や冗談を言っている様子もなく……、私が……忘れてるの……?)

絵里(…そんなわけない……そんな大切なこと、忘れたりなんかしない…!)


絵里(理解にも、納得にも…遠く届かないけど、一旦電話を切り、気持ちを落ち着かせることにした……)



絵里「……なんなの……なんなのよ……っ」


絵里(わからない……わからないわからないわからないわからないっ……なにもかもが、わからないっ…!)

絵里(なにが正しい情報で、なにが間違った情報なのか……)

絵里(…ただ一つ言えることは…、あの水晶玉が映し出した未来は……やがて現実になろうとしている……)



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