過去ログ - 絵里「希の水晶玉をうっかり破壊してしまったわ…」
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49:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 23:20:37.24 ID:vlLXvKLkO


希「げふぅっ……なんか、もう…、なにがなんやら……でも…、めっちゃおいしかった……」


店員「おまたぁせしぃましたぁ〜! 唐辛子入りの特製マカロンタワーでございますりゅ〜☆☆」
ドーンッ


ことり「あ…、ああ……赤いっ……赤いよぉぉーっ!!」

絵里「何段重ねになっているのかしら……器用に乗っけるわね」

希「ことりちゃんらしからぬチョイスやね…」


店員「こちらの特製マカロンは砂糖の代わりになんとなんと〜唐辛子を! 卵白を泡立ててメレンゲ状にしたその気泡の隙間一つ一つにこれまた唐辛子をびっし〜りっ♪」

店員「そして間に挟まっているクリームはですね〜☆」

ことり「も、もう聞きたくないっ…、聞きたくないですっ…!!」


他の客「ちょっとー! こっちの唐辛子入りの特製マカロンタワーまだー!?」

店員「まだですー」


店員「さぁさぁっ! がーっといっちゃってくださぁい♪ かわいらしいお嬢さんっ☆」

ことり「い、いやぁ……頼んでおいてあれですけど、さすがにこれはちょっと…」

店員「この特製マカロンを盛り付けてあるお皿は特製食器なのですっ! 他の普通の食器だとこのメニューの辛量に耐えられなくてどろんどろんに溶けちゃうのでふぅ〜☆」

店員「ですので、かわいらしいお嬢さんっ! とっととお召し上がりになってくださぁいねぇ〜♪」

ことり「えぇっ……そんなもの食べたらことりの胃袋もどろんどろんになっちゃう…」

絵里「…ことり、もしどろんどろんになってしまったら」

ことり「絵里ちゃ…」

絵里「私がもっともっとどろんどろんにしてあげるから安心しなさい」

希「エリチが言うてることはまったく意味不明やけど、がんばって! ことりちゃん!」

ことり「ふぇぇ〜!?」


ことり(甘い匂い……すべてはこの甘い匂いのせいだと思う……)


ことり(肌を撫でる空気ですらべたべたするくらい甘ったるかったから……。目の前にズドンと聳え立っている辛いモノ……)


ことり(知らず知らずのうち…無意識に、それに魅せられてしまっていたんだ…)


ことり(…とろとろに溶け出していた脳がそれを欲するから……、腕が勝手に…伸びていた……掴んでいた、口に、運んできた)
スッ


ことり「ぱくっ……ぅきゅがっ、あびゅっ!! がっ、ひゅ…ぇ…あ、ぁぁ……!!」



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