過去ログ - 異世界に行くとモテモテになる風潮
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15:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 23:11:23.87 ID:rTDC5qImo
ラノベだと元のたかしが向こうの世界でイケメン勇者になってるパターンだな
16:名無しNIPPER[sage]
2016/02/01(月) 06:11:50.08 ID:C56gsj1zO
強さそのままで戦闘巻き込まれるポジション
サクッと死亡やろ
17:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:33:41.78 ID:6qfLMfbpo
教師「たかし、ここ解いてみろ」
たかし「は、はい!」
どれどれこの世界の教育はどんなもんか見てやろう。
18:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:34:15.55 ID:6qfLMfbpo
まずは、この世界の歴史と科学力について勉強しなければ……。鞄に仕舞われている、物理の教科書と世界史と教科書を取り出す。
たかし「科学力は、こっちの方が上なのか」
俺の知らない言語や技術がそこにあった。だが、理解できないほどではない。それに、今まで疑問に思っていた現象がこちらでは解明されているのだ。それだけで興奮した。
19:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:34:53.93 ID:6qfLMfbpo
教師「以上で、本日の授業は終りだ」
あっという間の放課後。
たかし「綺麗な夕焼けだな」
20:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:35:44.38 ID:6qfLMfbpo
女「たかし……? 待っててくれたの?」
たかし「まあね」
この空の下、二時間も待つことになるとは思わなかった。だが、この肉の防壁のおかげでほとんど寒さを感じなかった。
21:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:36:26.42 ID:6qfLMfbpo
女「何か、今日のたかし変だよ? まるで別人みたいなんだもん」
たかし「俺は変わったからな」
長年居たからだろう。俺の変化に疑問を感じたのは……。俺は言うべきなのだろうか。俺はお前の知っているたかしではないと。
22:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:37:05.18 ID:6qfLMfbpo
女「たかし? どうしたの?」
たかし「いや、胸がざわつくんだ」
女「それって、もしかして……?」
23:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:37:44.17 ID:6qfLMfbpo
女「だいたい、そんな敵がいたら今頃、どっかの研究所に捕まって色々研究されてるって」
たかし「この世界の人間は、そんな恐ろしいことをするのか!?」
魔物の研究は、生命への冒涜だとされ向こうの世界では、禁止されている。隠れてやっているものもいるだろうが、ばれれば確定で処刑される。
24:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:38:13.92 ID:6qfLMfbpo
この世界と向こうの世界とで技術に差がついた理由が分かった。生命への意識だ。この世界では生命と言う概念への意識がないのだ。死というものを身近に感じない世界なのだ。故に世界史の教科書にも書かれていたように、人が人を簡単に殺せるのだ。
たかし「犠牲の上に立つことが、この平和な世界を生み出しているという事か」
女「そうだね。聞こえは悪いけど、そういう事だと私は思うよ」
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