過去ログ - 異世界に行くとモテモテになる風潮
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162:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:37:02.91 ID:s6GxWFFpo
俺は立ち上がる。皆の事が心配だ。行かなくちゃ。

医師「まだ、貴方は動ける状態じゃ……」

たかし「それでも行かないといけないんです」
以下略



163:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:37:29.26 ID:s6GxWFFpo
たかし「やっと着いた……」

どうやら、学校は避難所になっているらしい。この辺の住人が集まっているみたいだ。

たかし「皆はどこだろう……?」
以下略



164:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:37:55.57 ID:s6GxWFFpo
たかし「無事だったんだね」

クラスメイト1「え、誰?」

たかし「たかしだよ。今はこんなんだけど」
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165:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:38:37.30 ID:s6GxWFFpo
たかし「そういえば、女は?」

クラスメイト1「無事だよ。お前のお母さんもな。確かあそこらへんだったかな」

クラスメイト1が指差す方向に、かーちゃんと女、女のお母さんはそこにいた。
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166:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:39:12.40 ID:s6GxWFFpo
女「そういえば、こっちに誰か来たのか分かったの?」

たかし「うん……。しかも俺が想定していた最悪のパターン」

女「どういうこと?」
以下略



167:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:40:16.72 ID:s6GxWFFpo
女「自分しかできないなんて、傲りもいいところだわ。貴方のしていることなんて誰でもできるのよ。きっと」

たかし「そんなことない! 俺は女神に選ばれて……」

女「だったら、女神に選ばれれば誰でもいいって事じゃないの」
以下略



168:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:40:55.88 ID:s6GxWFFpo
女「まずはその怪我を直さないと。どうすればいい?」

たかし「何か代償があればできるけど……」

女「例えば?」
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169:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:41:22.71 ID:s6GxWFFpo
委員長「全員、集めたぞ」

たかし「ありがとう」

俺は、ステージに上る。全校生徒が一気にざわつく。見知らぬ男がいきなり話があるとステージに上ったのだから当然だろう。
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170:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:41:57.27 ID:s6GxWFFpo
たかし「皆に頼みがあるんだ。俺に力を貸してくれ!」

ステージ上で、俺は頭を下げた。生徒たちは困惑しているのか、どよめいていた。

DQN「俺はやりますよ!」
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171:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:42:32.44 ID:s6GxWFFpo
女「とりあえず。集めてきたよ!」

たかし「うわっ!」

そこには、大量の髪と爪がバケツ何杯も溜まっていた。ちょっと怖い……。
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