過去ログ - 異世界に行くとモテモテになる風潮
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17:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:33:41.78 ID:6qfLMfbpo
教師「たかし、ここ解いてみろ」

たかし「は、はい!」

どれどれこの世界の教育はどんなもんか見てやろう。
以下略



18:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:34:15.55 ID:6qfLMfbpo
まずは、この世界の歴史と科学力について勉強しなければ……。鞄に仕舞われている、物理の教科書と世界史と教科書を取り出す。

たかし「科学力は、こっちの方が上なのか」

俺の知らない言語や技術がそこにあった。だが、理解できないほどではない。それに、今まで疑問に思っていた現象がこちらでは解明されているのだ。それだけで興奮した。
以下略



19:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:34:53.93 ID:6qfLMfbpo
教師「以上で、本日の授業は終りだ」

あっという間の放課後。

たかし「綺麗な夕焼けだな」
以下略



20:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:35:44.38 ID:6qfLMfbpo
女「たかし……? 待っててくれたの?」

たかし「まあね」

この空の下、二時間も待つことになるとは思わなかった。だが、この肉の防壁のおかげでほとんど寒さを感じなかった。
以下略



21:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:36:26.42 ID:6qfLMfbpo
女「何か、今日のたかし変だよ? まるで別人みたいなんだもん」

たかし「俺は変わったからな」

長年居たからだろう。俺の変化に疑問を感じたのは……。俺は言うべきなのだろうか。俺はお前の知っているたかしではないと。
以下略



22:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:37:05.18 ID:6qfLMfbpo
女「たかし? どうしたの?」

たかし「いや、胸がざわつくんだ」

女「それって、もしかして……?」
以下略



23:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:37:44.17 ID:6qfLMfbpo
女「だいたい、そんな敵がいたら今頃、どっかの研究所に捕まって色々研究されてるって」

たかし「この世界の人間は、そんな恐ろしいことをするのか!?」

魔物の研究は、生命への冒涜だとされ向こうの世界では、禁止されている。隠れてやっているものもいるだろうが、ばれれば確定で処刑される。
以下略



24:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:38:13.92 ID:6qfLMfbpo
この世界と向こうの世界とで技術に差がついた理由が分かった。生命への意識だ。この世界では生命と言う概念への意識がないのだ。死というものを身近に感じない世界なのだ。故に世界史の教科書にも書かれていたように、人が人を簡単に殺せるのだ。

たかし「犠牲の上に立つことが、この平和な世界を生み出しているという事か」

女「そうだね。聞こえは悪いけど、そういう事だと私は思うよ」
以下略



25:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:38:40.62 ID:6qfLMfbpo
女「さあ、私には分からないよ。きっと誰も知らないんだよ。何が正しくて、何が間違っているかなんて」

たかし「そうか……。そうだな」

向こうの世界の事を考えても仕方ない。この答えは向こうの世界についてから考えることにしよう。
以下略



26:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:39:45.51 ID:6qfLMfbpo
てめーら、突然たかしになった勇者さんの気持ち考えたことあんのかよぉ!!
というコンセプトでこの作品を作成しています


27:ぐりこーげん
2016/02/01(月) 10:40:16.42 ID:6qfLMfbpo
書き溜めが溜まったらまた浮上します


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