過去ログ - 異世界に行くとモテモテになる風潮
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184:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:51:38.59 ID:s6GxWFFpo
看護師「医師! たかしくんが目を覚ましました」
医師「おはよう、たかし君」
たかし「おはようございます」
185:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:52:04.81 ID:s6GxWFFpo
医師「申し訳ないんだけど、他の患者のためにベッドを使ってもいいかな?」
たかし「構いませんよ」
病院には、ベッドに入りきらないほどの怪我人がいるのだ。全くの健常体である俺が、いていいわけもない。俺は、もう大丈夫だからと医師に告げ病院から外に出た。
186:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:53:22.35 ID:s6GxWFFpo
女「大丈夫?」
トイレでの俺の悲鳴をたまたま近くで聞いたのか、女が俺のもとに駆け寄ってきた。
たかし「いや、痩せてたから吃驚しちゃって」
187:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:53:59.03 ID:s6GxWFFpo
たかし「ちょっと、俺は行くところがあるから行ってくる!」
行かなくてはならない場所がある。
女「ちょっと、、どこに行くの!?」
188:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:54:43.17 ID:s6GxWFFpo
たかし「ふう……」
前は50メートル走るだけで限界が訪れるのに、今では結構走れるみたいだ。そこだけは感謝してやろう。
たかし「勇者……。俺、変わるよ。絶対にさ。約束する」
189:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:55:10.66 ID:s6GxWFFpo
プロローグ
女「何たかし、話って?」
たかし「ちょっとこれを付けてもらおうか?」
190:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:55:37.53 ID:s6GxWFFpo
たかし「はい到着!」
俺は女につけた目隠しを取った。
女「もう何……? ここは……」
191:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:56:03.87 ID:s6GxWFFpo
勇者「いや〜、良かったね!」
魔王「流石に待たせすぎじゃないか? あれから七年だぞ?」
桜の木の後ろから、敵対していた筈の勇者と魔王が姿を現した。
192:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:56:53.66 ID:s6GxWFFpo
クラスメイト1「ヘタレなたかしもやっと結婚か〜」
クラスメイト2「たかしおめでとう!」
DQN「かっこよかったす!」
193:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:57:20.80 ID:s6GxWFFpo
女「皆ありがとう……」
勇者「お前も幸せもんだな。皆にこんなに祝福されてさ」
そういえば、勇者の顔を見て思い出したことがある。
194:ぐりこーげん[saga]
2016/02/11(木) 14:57:56.36 ID:s6GxWFFpo
J( 'ー`)し「あの子も変わったわね。そう思わない?」
J( 'ー`)し「ふふっ、貴方は相変わらずね」
J( 'ー`)し「さてと、私はお赤飯の準備しなくちゃね!」
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