過去ログ - あぎり「やすなさんの異常な愛情」
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686:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[saga]
2016/05/29(日) 00:04:25.59 ID:qN8sgtAQ0
「私を構成する材料として、やすなが用意したのは私の擬似的な記憶と、お前の記憶、そしてやすな自身の記憶と意識だ」

「それは知っています。彼女から直接聞きましたから……」

「でも、これだと一つ足りないんだ。その最後の材料が、お前の意識だった」

「私の意識……ですか?」

「やすなが知り得ないような、私の過去……あいつと出会う前の私。それを知りながら、一番近くに居たのは……あぎり、お前だからな」

そこまで言って、彼女は黙った。
そして視線を私から、横にいるやすなさんの抜け殻に向ける。


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