過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編
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476: ◆2nrFb/cgFg[saga]
2016/02/03(水) 21:53:14.15 ID:xdKrp9nTo
対局室


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「待っていたぞ荒川憩!」

「こちらこそ、このときを待ってましたよーぅ」


 ハギヨシに送られ、対局室に一番乗りしていた衣。

 そのためかいつもある幼さはどこかに置いたように飛ばしている。


「過日の仕合は本気を出していなかったであろう? あれでは衣の勝ちなどと認められんわ!」

「せやかて、ウチにも都合いうもんがありますーぅ。それに今日は満月じゃあらへんけど、ええんですかーぁ?」

「ふん。点差も含めてちょうどよいと衣は思うぞ」


 以前の龍門渕での対局。

 そこで憩は衣に負けている。そのときは満月で、深夜0時頃であった。

 そして憩自身も乗り気とは言えず全力を出せたとは言い難い。

 だが今回は状況も違う。月齢が若く衣こそ全力を出しきれない。

 超常的な力が発露しないほど若くもないとはいえ。さらにチームとしての点差も激しい。

 憩はチームとして勝てばいいと考えている。ここに立っている自分は一人ではないのだからと。


「そうですか。一人ではどこまで行っても満たされることはない思いますよーぅ」

「これは異なことを言うな荒川憩。ケイほどの打ち手ならば強者の孤独は分かるであろうに」

「ふふっ。ウチは一人なんかやあらへん。

 あの子はもうウチらのステージに手をかけてますからねーぇ」


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