過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編
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519: ◆2nrFb/cgFg[saga]
2016/02/04(木) 00:23:32.19 ID:pcBUuv35o
 澱んだ空気を切り裂くように登場したのは須賀京太郎。

 そしてそのチームメイト達。優勝を祝い、憩を労うために駆け付けたのだ。


「きょーたろー」「京ちん」


 京太郎を呼ぶ声が被った衣と憩がそれまでとは違った意味で睨みあう。


「……おい咲、何があったんだ」

「へ、私!?」

「お前意外に誰がいるんだよ。中継はもう終わってるから対局室内は密室だぞ」

「えっと……かくかくしかじか」

「まるまるうまうまっと。 あー、俺達が暴れすぎたから結果と感覚の差がデカいってわけか」

「衣は負けてなぞいないぞキョータロー!」

「何言うてはるん? 負けて3位やないですかーぁ」

「わたしが風越を狩っていたら戦うことすらできなかったわ」

「それならやはり衣は負けていないではないか!」

「そういう状況になった時点で負けやいうことですーぅ」


「……来週個人戦だし、そこで決着つければいいじゃないですか」


「「「それだ!」」」


 混沌としていく状況の中、数絵がずどんとぶち込んだ一言。

 納得いかないなら個人戦で決着を。

 ここまでこじれているともうそれしかない。

 すっきりしたのか、衣は何度か頷くと身を翻して悠々と去っていく。


「ということでキョータローとも勝負だからな! 衣の強さを見せつけてやるぞ!」


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