過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編
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67: ◆2nrFb/cgFg[saga]
2016/02/02(火) 01:20:26.47 ID:SPAOH17vo
南二局  ドラ:五萬

京太郎(ちっ、このままじゃ飛ばされる!?)

優希(うぅ、やっぱり南場はダメだじぇ。牌も全然来ないし……)

久(まこめ……。ふふふ、でもいいわ。ちゃんと強くなってるもの)

まこ(はぁ。これだけやりゃ十分じゃろ。後は守っていけばええ)


 久の指導を受け、ようやく一端の雀士への一歩を踏み出した京太郎。

 ここでまた飛ばされるようでは久に申し訳ない。何より、悔しいではないか。

 そう思い、山へ目を向けた瞬間、周囲から音が消えた。深い集中。

 どうすれば和了れるか、その一点に向けて脳が全力で稼働する。


京太郎「カン」  三=―Σ五筒五筒赤五筒五筒


 王牌に手を伸ばし、ツモる。一種異様な気配を撒き散らし始めた男を見て、

 一瞬皆がそれで和了るのはではないかと錯覚した。


京太郎(これで聴牌)

優希(び、びびった。嶺上開花かと思ったじぇ)タンッ


 そう、完全に呑まれたのだ。気を散らされてしまえば迂闊な打牌をする。

 それは真剣勝負の場では致命的な隙。


京太郎「ロンだ、優希。中南赤1で5200」

優希「じぇっ!?」

京太郎 11400
優希  18200
久   24700
まこ  45700


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