15:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 02:06:20.98 ID:jHyLA+fuO
ペパロニ「……姐さん」
アンチョビ「ん、ペパロニか……」
ペパロニ「……姐さん、悔しくて誰もいないとこで泣いてるとか思ったたんすけど……案外さっぱりしてますね」
アンチョビ「まあな……いい試合だったよ。相手の指揮官が私より技量で上回ってた、ってはっきりわかる試合だったからな」
ペパロニ「……すいません姐さん!私がマカロニの数をちゃんと確認してたら……」
アンチョビ「いやいいさ……過ぎた結果だ。それにマカロニ作戦が遂行できても、おそらく厳しい戦いになってたろうさ」
ペパロニ「……でも」
アンチョビ「お前らは良くやってくれたよ。ただ私が至らなかっただけだし、相手が強かっただけだ」
アンチョビ「そうしょぼくれるな、ペパロニ」
アンチョビ「とは言え、お前がそんな落ち込んでいるのは珍しいけどな」
ペパロニ「だって、これを逃したら統帥は……」
アンチョビ「ああ、私は今年で引退だが……アンツィオの戦車道チームがなくなる訳では無いだろ?」
アンチョビ「あ、そうだ……私無きアンツィオだが……隊長はお前にしようと思ってるんだ」
ペパロニ「わ、私っすか!?私よりカルパッチョの方が適任なんじゃ……」
アンチョビ「アンツィオに必要なのは、少しの頭よりノリと勢いだ。勿論、作戦や指揮系統的にはカルパッチョの方が適任だが」
アンチョビ「人の上に立つ……統帥になるのは、お前しかいないと思ってるよ、ペパロニ」
ペパロニ「……姐さん……」
アンチョビ「とはいえ、まだまだ私は引退しないぞ!最後の最後までお前らと一緒にいてやるからな!」
ペパロニ「はいっ!」
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