20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 03:44:12.74 ID:jHyLA+fuO
【agosto】
アンチョビ「大学選抜チームとの対戦で活躍したからか、アンツィオの戦車道チームもそれなりに注目度が上がってきたな」
ペパロニ「士気の高さと飯の美味さはどこにも引けを取りませんからね!むしろ、今までが注目されなさすぎだったんですよ!」
カルパッチョ「『調子に乗らせると手強い』……結局、注目されても書かれてることは似たようなものですね」
アンチョビ「いいんだよ、今までのは多少の皮肉も混じっていただろうが」
アンチョビ「今のアンツィオは文字通り、『ノリと勢いに乗らせたら太刀打ちできない』強豪のチームだ、と思わせられたろうさ」
カルパッチョ「……ですが、それは統帥の作戦や指揮があったからで」
カルパッチョ「統帥がいなくなってしまう来年以降は────」
アンチョビ「ばーか、そのためのお前らだろう」
アンチョビ「カルパッチョ、お前なら私がいなくとも『勝てる』戦術を考えることができる。私が保証するよ」
カルパッチョ「……、そんな」
アンチョビ「お前はノリと勢いだけじゃない、ブレーキを握れる数少ない奴だ。大丈夫、私がいなくてもアンツィオは強いよ」
カルパッチョ「…………」
アンチョビ「お前とペパロニ、二人が力を合わせれば、私以上にこのアンツィオを更に強く導けると私は信じてる」
カルパッチョ「……ですが、私にはやはり無理です。統帥のようになんて」
アンチョビ「おいおいおいおい、違うだろ、カルパッチョ」
アンチョビ「アンツィオほど『無理』の言葉が似合わない学校はないぞ?」
カルパッチョ「……無理やりですね」クスッ
アンチョビ「……う」
カルパッチョ「はい……!ありがとうございます統帥、私では力及ばないかもしれませんが……精一杯頑張りたいと思います!」
アンチョビ「ああ、頑張れな」
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