27:名無しNIPPER[saga]
2016/02/02(火) 03:48:54.01 ID:jHyLA+fuO
【dicembre】
アンチョビ「クリスマスだが……やけに人が多いな。みんな家族と一緒にいると思ったんだが」
ペパロニ「みんなにとっちゃ、統帥がお母さんみたいなもんっすよ!」
アンチョビ「それは嬉しいんだが……やっぱり私は家族とちゃんと過ごして欲しいもんだ」
ペパロニ「そういう姐さんは、家族は?」
アンチョビ「愛知だ。クリスマスくらい帰省しようとも思ったが……やっぱり、お前らが心配でな」
ペパロニ「私はみんな……姐さんとクリスマスでも大騒ぎしたいんで、残ったっす!」
アンチョビ「そういえばカルパッチョは?」
ペパロニ「大洗の友人と会ってから来る……らしいっすけど、まだみたいですね」
アンチョビ「……私のことを好いてくれるのは嬉しいんだが、依存の域に達するとそれはそれで不安だよなぁ……」
ペパロニ「依存……仕方ないかもっすね」
ペパロニ「やっぱり、統帥いてこそのアンツィオっすよ」
ペパロニ「いろいろ考えたんすけど、やっぱり姐さんがいないアンツィオは考えられません」
アンチョビ「おいおい、弱ったな」
アンチョビ「お前が一番依存してる節があるんだぞ……」
ペパロニ「ええ、私は姐さんがいないとダメダメっすよ」
アンチョビ「おいおい、開き直るなあ……」
ペパロニ「だから、私は姐さんとは……統帥とは違う、私自身のやり方で、みんなを引っ張っていけたら……と思うっす」
ペパロニ「私は統帥にはなれないし、ましてや姐さんにはなれない」
ペパロニ「姐さんの真似ができないなら、いっそのこと開き直ってしまおうかと」
ペパロニ「私、ノリと勢いだけなら姐さん以上にあると自負してるんで、そこをもっと押し出していこうな、って……」
ペパロニ「……っていうのが、私とカルパッチョで出した結論っす」
アンチョビ「……お前」
アンチョビ「ちゃんと考えてたんだなァ……」
ペパロニ「へへっ、来年こそは優勝してやりますよ!」
アンチョビ「ああ!お前らは強い!アンツィオは強い!私は信じてるぞ、お前らが勝てるって!」
ペパロニ「あ、あと料理も私の方が上っすね」
アンチョビ「それは別に付け足さなくてもいいだろう……」
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