過去ログ - 【安価】めぐねえ「私のこの眼は」ゆき「ハザード・アイ」
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◆jH3Q3bIrRM
[saga]
2016/02/06(土) 23:00:00.21 ID:ILmUQSpU0
―――――
ゆき「ハア、ハア、どうしよう、くるみちゃんおいてきちゃったよぉ……」ポロポロ
りーさん「大丈夫よ、ゆきちゃん。私も心配だけど、くるみを信じましょう」
りーさん「とにかく、私たちも何かできる事をしないと……」
―――—―
くるみ(とにかく、こいつをぶっ倒さねえと……)
熊「グアアアアア!」
くるみ「っ! ハアッ!」
シャベルを熊に向かって思いっきり振り回す。
熊「ガアッ!」キィン
だが、いとも簡単にその強靭そうな左手でシャベルを通路に弾き落とす。
くるみ(防いだ……だと?)
熊「グルルルル……」
くるみ「……ハハッ、やっぱてめえには少なからず「理性」があるみてえだな」
くるみ「死んだ動物にはもう、「食欲」という本能が無い」
くるみ「にも関わらず、てめえが私を攻撃してくるって事は」
ウイルス
くるみ「お前が、「感染の拡大」っていう本能に従ってるって事か」
くるみ「全く、本当に未知数だな。ウイルスってのは」
熊「グワアアアアアアア!」ブオン
くるみ「なっ……! グハァッ!」
その強すぎる威力に、小さな少女の体は簡単に吹っ飛んだ。
そのまま、モール中央の吹き抜けまで飛び、くるみは一階の床まで落下していく。
くるみ(ああ……私、死ぬのか……)
くるみ(まあ、時間を稼げただけマシか……)
ドシャッ
くるみ(ああ、意識が遠のいて……)
くるみ(…………あれ? 生きてる……?)
くるみ(あの高さから落ちて死んでないのか? 私は?)
くるみ(それどころか、傷一つ付いてないぞ!?)
くるみ「どーなってんだ……」
普通の人間なら死ぬような高さから落下した少女は傷一つ無く、ポカンとした様子で立ち上がる。
ヒュー…… ガシャアン!
それと同時に少女を突き落とした張本人が、その巨体に似合わぬ身のこなしで同じリングに降りてくる。
くるみ「逃がさない、ってか」
くるみ「わざわざ倒されにくるってのは、感心できねえな」
くるみ「命は大事にしろよ?」
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