過去ログ - 【安価】めぐねえ「私のこの眼は」ゆき「ハザード・アイ」
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90: ◆jH3Q3bIrRM[saga]
2016/02/08(月) 20:51:50.16 ID:N+U41MVT0
そんなある日、あの事件が起こってしまった。

リーダー「よし、二手に分かれましょう。お二人はそっち、俺と美紀ちゃんはこっちで」

モブ「おい〜す」

みーくん「行きましょう、リーダー」

リーダー「ああ」

リーダー「……なあ、美紀ちゃん」

みーくん「はい?」

リーダー「最近、こんな日々も悪くないと思ってしまってる自分がいるんだ」

みーくん「それは……私もです」

リーダー「でもやっぱり、このままじゃダメなんだなって」

リーダー「いつかここのみんなで一緒に、心から笑いあいたい」

リーダー「俺はそんな日々を願ってるんだ」

みーくん「……はい。いつか、そんな日が来るといいですね」

ゾンビ「グアアアアアァァ……」

リーダー「止めてくれ! 美紀ちゃん」

みーくん「OKです!」キイイイイ……イ

ゾンビ「グ……? ヴェアアアア!」

みーくん(能力が上手く使えない!?)

リーダー「おりゃ!」グサッ

リーダー「大丈夫? 能力が使えないのか?」

みーくん「い、いえ……」

ゾンビ「ガアアアアアァア……」

リーダー「なんでこんなに大量にいるんだ!?」

みーくん「まずいですリーダーさん! 後ろにも奴らが!

ゾンビs「グアアアァァ…グルルル…グア……」

リーダー「あっという間に囲まれちゃったな……美紀ちゃん! 止めてくれ!」

みーくん「はい!」キイイイイ……イ

ゾンビs「グ……ガアアアアァァ!」

みーくん「なんで! なんで止まらないの!?」

リーダー「くそ……なあ、美紀ちゃん」

リーダー「〈一人〉なら止めれるか?」

みーくん「はい……なんとかできるかもしれません」

リーダー「なら、俺を止めてくれ」

みーくん「!?」

リーダー「俺が囮になる。その間に美紀ちゃんは逃げて」

みーくん「そんな! そんな事ってないですよ! それに何で止めなきゃいけないんですか?」

リーダー「俺は怖がりだから、きっと怖がって逃げちまう」

リーダー「だから止めておいて欲しい」

みーくん「嫌です……そんな」ポロポロ

リーダー「大丈夫、これからは美紀ちゃんがみんなを支えていってくれ」

リーダー「……このナイフをあげるよ、美紀ちゃん」

リーダー「みんなを守ってくれ」


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